少しややこしい? WAON POINTについて解説
目次
WAONPOINTは、2016年に登場したイオングループの共通ポイントサービスです。
買い物時に「WAONPOINTカード」を提示されると付与されるもので、電子マネー「WAON」を使って買い物をしたときにもらえる「WAONポイント」とは別物なので、注意が必要です。
買い物のほか、ウォーキングやリサイクルでも貯めることができ、すぐに支払いに使える点が、WAONポイントとの違いであり、特徴といえるでしょう。
この記事をお読みいただくことで、WAONPOINTの特徴を理解することができ、お得に使いこなせるようになると思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
1.WAONPOINTの特徴
WAONPOINTとは、どんなものなのでしょうか。下記の特徴を確認しましょう。
イオングループの共通ポイントサービス
WAONPOINTは、イオングループの共通ポイントサービスです。
貯めたポイントを「smart WAON」サイト電子マネーWAONや商品と交換することができます。そして、交換等の手続きなしで支払い時に使うことが可能。
楽天ポイントやTポイントに近い位置づけのものと理解していただくとよいでしょう。
買い物だけでなく、リサイクルやウォーキングでも貯まる
イオンの店舗、WAONPOINT加盟店で、現金(イオン商品券、イオンギフトカード)で買い物をすると、200円につき1ポイントが受け取れます。
また、ショッピングだけでなくウォーキングでも、1日8,000歩以上歩くと1ポイント付与。買い物に比べて貯まるスピードはゆっくりですが、楽しみながら健康づくりもできる嬉しいしくみといえます。
ウォーキングでWAONPOINTを貯めるには、スマホに「smart WAONアプリ」と歩数計アプリ(RenoBody・CARADA)を入れて連動させる必要があります。
さらに、リサイクルでもWAONPOINTを貯めることができます。
店舗によって詳細が異なる場合がありますが、たとえばペットボトル5本をリサイクルに出すと、それだけで1ポイント貯めることができます。
有効期限は付与日が違っても、同一加算期間中であれば同じ
WAONPOINTは、付与されたポイントごとに有効期限がくるわけではありません。
加算期間中のポイントは一斉に有効期限を迎えるしくみです。
加算期間は1年間で、有効期限は加算期間を含めた最大2年間となります。
つまり、加算期間のはじめの頃に獲得したポイントは有効期限が2年近くになりますが、加算期間の終盤のポイントは1年強で有効期限を迎えます。
【初回利用が2020年10月25日の場合】
加算期間:2021年10月31日まで(初回から1年経過後の月末まで)
有効期限:2022年10月31日まで(加算期間を含めた最大2年間)
2.WAON POINTを貯めるには
WAONPOINTを貯めるには、イオンカード、WAONPOINTカード、WAONカード(電子マネー)、モバイルWAON、イオンバンクカードのいずれかが必要です。
そしてさらに、smart WAONのサイトで会員登録をすることで、WAON POINTを利用できるようになります。
イオンカードやWAONカード(電子マネー)は、WAON POINT会員登録をすればOKなので、新たにWAONPOINTカードを作る必要はありません。
逆に、これ以上クレジットカードや電子マネーを増やしたくないという方は、クレジットやー電子マネーの機能がなく、シンプルにPOINTを貯められるWAON POINTカードをつくることをおすすめします。
3.WAONPOINTとWAONポイントの違い
イオンやWAON加盟店での買い物などで付与されるポイントには、
- WAONPOINT
- WAONポイント
- ときめきポイント
上記3種類があり、使い慣れていないと違いなどが少しわかりづらいかもしれません。
このうち、ときめきポイントはイオンマークのついたカードを利用しての買い物で、200円ごとに1ポイント貯まるポイントです。
そして、3つのうち特に間違えやすいのが、アルファベット表記化ひらがな表記かの違いだけの「WAON POINT」と「WAONポイント」でしょう。
下記では、この2つの違いと共通点について解説します。
WAONPOINTとWAONポイントの貯め方の違い
WAONPOINTが買い物の際に「WAONPOINTカード」を提示して、現金(イオン商品券、イオンギフトカード)で支払いをした場合に受け取れるポイントであるのに対し、WAONポイントは電子マネー「WAON」を利用したときに付与されるポイントです。200円ごとに1ポイント付与されるのは両者とも共通です。
すぐに支払いに使えるのがWAONPOINT、そのままでは使えないのがWAONポイント
WAONPOINTは付与されたらすぐに支払いに使うことができます。
一方で、WAONポイントは付与されたポイントが「センター預かり」という形になっているため、「ポイントダウンロード」と「ポイントチャージ」の手続きを経てはじめて、ポイントをWAONとして使えるようになります。
ポイントダウンロードはイオン内にある「WAONステーション」やファミマに設置されている「Famiポート」で、ポイントチャージはこれらに加えてさらに「WAONチャージャーミニ」「イオン銀行ATM」「WAONネットステーション」で対応可能。
急いでいるときにWAONステーションなどを探さなければならないので、少し面倒かもしれません。
有効期限の考え方は同じ
WAONPOINTの有効期限は付与日ごとではなく、同一の加算期間内であれば同じ有効期限で、加算期間は1年間、有効期限は加算期間を含めた最大2年間ですが、WAONポイントも基本的な考え方は同じです。
初回加算期間は初回チャージ日の1年後の月末、有効期限はさらにその1年後となります。
お客様感謝デーの5%オフ、対象商品購入によるボーナスポイント付与はWAONポイントのみ
WAONポイントはお客様感謝デーで5%オフになり、また対象商品を購入するとボーナスポイントがつきますが、WAONPOINTはこれらの特典を受けられません。
お客様感謝デーでは電子マネー「WAON」で支払う、普段の現金払いの際にはWAON POINTカードを提示してWAONPOINTを貯める、といったように使いわけると効率よくポイントがたまるでしょう。
WAON POINTについてのまとめ
WAONPOINTの特徴や貯め方、WAONポイントとの違いについて解説しました。
イオンやイオンモールで良く買い物をする方にとって、WAON POINTは貯まりやすく使いやすいポイントです。
イオングループにはほかにもWAONポイントやときめきポイントなどもあるため、それぞれの特徴や違いを理解しておくと、効率よく使い分けができるのではないでしょうか。